〜1日目〜 雨の中の参拝と九死に一生

ごきげんよう!

それのすけです。

四国お遍路の自転車旅がスタートしたばかりですが、すでにいろんなことがありすぎて頭もカラダも追いついていけてない感がハンパないです。

修行というか試練というか、、、

まぁとりあえず生きてます。

さっそく計画通りにいかなすぎて自分でもびっくりしていますがまぁそれもまた人生。

そんな旅の始まりの1日目の日記です。はりきっていってみましょう!

 

 

2018年5月8日

 

眼が覚めると、まだ朝の6時を少しまわったところだった。

 

キャビンからのそっとカラダをおこし、飲み物や食べ物の自販機が並んでいるロビーに向かう。

 

想像以上に種類が豊富な自販のお弁当に目移りしながら、今日の朝ごはんはビビンパに決めた。550円。

すでに何人かの乗客はロビーでテレビをみたり、お茶を飲んだり、みなおもいおもいに過ごしている。

ボクもその中にまじって、ひとりむしゃむしゃとビビンパをほおばった。

 

いやぁー想像以上にフェリー旅は快適です。

 

お風呂も大浴場があったりでいたれりつくせり。

 

徳島港に到着は13時半ごろの予定だったので、ブログを書いたり、荷物を整理したりしてのんびりすごした。

 

予定より10分早く徳島港に着くと、みなバタバタと車に乗り込んだり、バイクにまたがって下船の準備をしてる。

自転車の乗り入れはボクだけだったらしく、ほとんど最初に下船させてもらえた。

前日からの雨は、ここ徳島でもやんでおらずぶ厚くてドンヨリした雲が空を覆いつくしていた。

 

とりあえず行き先は1番札所の霊山寺!

今回のお遍路では順打ちといって、八十八ヶ所のお寺を番号順に時計回りに四国をグルッと一周するコースで行く予定だ。

お寺は札所と呼ばれていて、1番の霊山寺は1番札所、2番の極楽寺は2番札所といった感じ。

逆回りの逆打ちというコースのほうがご利益が大きいらしいけど、そこは初心者ですからね、まずは順打ちでチャレンジします。

 

フェリーに別れを告げて足早に港を離れた。

ありがとう東九フェリー!帰りもよろしくお願いします。

 

時刻はすでに午後2時になろうとしていて、気持ちも少しあせっている。

なんでかっていうと、お寺の納経所が夕方の5時で閉まってしまうからだ。

今日はなんとか7番札所の十楽寺までまわりたい。

 

四国遍路では、納経といってお寺にお参りした証として納経所のお坊さんや係のひとが印と墨で書かれたサインをしてくれる。

納経を書いてもらうものによってお布施の値段が変わって、納経帳だと300円、掛け軸だと500円というふうに決められている。

ちなみにボクは納経帳にかいてもらう予定だ。

 

まぁそんなわけで、あと3時間で7ヶ所のお寺を周りたいので、今日はかなり駆け足になるはず。

雨足昨日の東京に向かうときと同じぐらい強めに降っていて、すぐにウィンドブレーカーがずぶ濡れになってしまった。

 

やっぱり雨だと全然テンションがあがらねぇ…っ!

 

トラックとかに水たまりをはねあげられたりするし、今日は気温も低いのですぐにはカラダがあたたまらずこぎ出す足にもチカラがあまり入らない。。

ハンドルの真ん中に備え付けてあるスマホのグーグルマップを見ながら1番札所である霊山寺を目指すが、いつのまにかルートをそれてしまっていた。

 

クソッ…!こんなとことで迷ってる時間はないのに。。。

 

とりあえず一度ちゃんと場所を再確認したかったので、昼ごはんも兼ねて、近くにあった吉野家に入った。

牛丼の並を注文して、まっている間に現在位置を確認する。

目的の道をそれてまっすぐきてしまったみたいだ。

出てきた牛丼を瞬殺で片づけて、ふたたび自転車にまたがった。

 

そこからはほとんどスムーズに行って、ようやくはじまりの寺『1番札所 霊山寺』に到着。

自転車を雨に濡れない場所に止め、白衣(びゃくえ)と輪袈裟(りんけさ)をはおってお遍路さんスタイルに。

お遍路グッズが入ったカバンをかついで、意気揚々とお寺をまわる。

参拝の順番としては、本堂と呼ばれるメインの寺を最初に参拝、次に大師堂を回るのがルール。

納め札と呼ばれる、弘法大師が描かれた札に年月日と名前を書きいれて本堂、大師堂それぞれの納札箱に納めるのも忘れずに。

終わったら、納経所で納経帳にご朱印をいただく。

これでオーケー。

 

続いて2番札所、極楽寺!

1番の霊山寺から極楽寺までは2キロもはなれてないのであっというまに到着。ササッとお参りし、2番札所クリア!!!

ここまでの時間は午後3時半まわったぐらい。

んー、なんとか7番札所までいけるか!?かなり厳しそう…

最低でも5番札所の地蔵寺まではなんとか…

 

続いて3番札所、金泉寺!

この金泉寺は黄金の井戸とかあってけっこう見応えありました。

まだまだいくよー!!!

大日寺!4番札所!ゲット!

大日寺までの勾配のある坂はちょいと辛かった…

現在時刻は4時40分、4番から5番札所までは3キロぐらいだからなんとか間に合いそう。

急いで坂を下っているところで自転車の異変に気付いた。

 

ブ、ブレーキが効かないッ…!!!???

 

どんなに強くブレーキを握っても全然速度が遅くならない…っ!!!

むしろ坂なのでスピードはグングン上がっていく、

 

おそるおそる腕時計のスピードメーターを確認すると30キロ以上でてる…

 

カーブが終わって、坂の終わりがみえて来た。

坂の下は交差点になっていて、信号は赤になっている。

 

このまま突っ込んだらヤバイっ…!!!

非情にも速度はまだ上がっている。

 

どうする!?どうするっ!?

 

ヒィィィィィィィィ…!!!!

 

このままつっこむわけにはいかないので交差点の手前で体を思いっきり左にかたむける。

 

競輪選手かな?ってぐらいのスピードで交差点を無理やり左折する。すぐに登り坂になっていたのでなんとか止まることができた。

 

すぐ後ろにいた車が通りすぎていく。

あのまま突っ込んでたら多分ぶつかってたかも…。

想像したらゾッとした。

心臓はいまだにドンッドンッと激しく脈うってる。

 

ブレーキを確認すると、ちゃんと動くけどなぜだか車輪が止まらない。

気づいたら5番札所を通りすぎてしまっていたらしく、再度坂を自転車を押してあがる。

 

5番、地蔵寺についた時には時間は5時5分をまわってしまっていた。

わずかな希望をもって、納経所をたずねてみたけどすでに中はまっくらになっていて入口のドアは固く閉ざされていた。

 

ハァ…

 

ため息をつきながら地蔵寺を後にする。

 

また明日、ここまで来なきゃいけない2度手間と、自転車のマシントラブルで気分はどん底状態。

とりあえず自転車を直さないことには旅自体が続けられない。

スマホで近くの自転車屋を検索すると10キロ先にまだ営業しているお店があるみたいだ。

 

10キロかぁ…

 

普段ならそんなに遠くない距離だけど、ブレーキの効かない状態での10キロは途方もなく遠く感じられた。

下り坂は自転車を押して歩き、平坦な道でまた自転車にまたがるといった行為を複数回こなし

 

ようやく目的の自転車屋に辿り着いた。

 

自転車をみてもらうと、ブレーキパットが完全にすり減って使い物にならなくなっていたらしい。

すべて新品の新しいものに取り替えてもらった。

作業代込みで3,596円。。。た、高いよ。。。

でもしょうがない。ブレーキが効かないと自転車なんか運転できない。

フゥ…

大きなため息をついて店を後にした。

まだ昨日からの体調不良をひきずっているのと、雨がふっているので野宿は断念し、近くのビジネスホテルに一泊させてもらった。

冗談みたいな古めかしいビジネスホテルだったけど、雨風がしのげるだけましか。

素泊まり4900円なり。

幽霊がでてもおかしくない宿でした笑

本日の走行距離:50.8km
周った札所:1番〜4番

つづく…

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