【レビュー記事】谷川俊太郎展に行ってみた。想像以上に面白かったから行ってみて!

ごきげんよう!それのすけ(@sorenosukeworld)です。

突然ですがアートしてますか?

意識高い系気取りですみません。もともと展覧会とか美術館とかそんなに興味ない派です(科学館とか人体の不思議展系は大好物)

先日、『谷川俊太郎展』に行く機会があったんですけど「どーせ展覧会とかって退屈ですね。でもまぁ暇つぶしにみて差し上げましょう…」というフリーザ様の優しさでもって行ってきたんですけど

見終わって新宿アートギャラリーを出る頃には、

「しゅんたろう、、ええやん!!!」となった事をお伝えします

想像以上に満足できたので、展覧会に対する偏見がなくなりそう…

なので僕のように

「美術館・展覧会ってなんだか退屈そう…」って思っている方にこそ『谷川俊太郎展』はオススメです

めくるめく言葉の世界にようこそ

それではいってみましょ

谷川俊太郎ってどんな人?

意外と知らない人も多いと思われるので簡単に説明

僕もこれ見に行く前は、「えーっと…詩とか書いてる人だよ、ね?」ぐらいの知識だけで行きました

あながち間違いではありませんが

詳しく書くと

詩人・翻訳家・絵本作家・脚本家と幅広く活躍されている御年86歳、現役バリバリのでぇベテランです

86歳って、元気すぎる…

ちょっと調べてみたら、もう数え切れないぐらいの作品があるんですけど

個人的には翻訳や脚本なんかもやっているのは意外でした

有名なところだとあの有名な

PEANUTS(スヌーピー)のマンガの日本語訳をしているのが実は谷川俊太郎さんなんだって!

へぇ〜知らなかった

めちゃくちゃ多彩で活動的な日本を代表する詩人、それが谷川俊太郎なのです

谷川俊太郎展はのっけからおもしろいです

展示会場に入ってすぐ、20台以上のモニターがずらっと並んだ空間で詩と映像のコラボ映像が流れてました


写真撮ってないので、オペラシティ公式から引用

こんな感じの結構暗い空間の中で、谷川氏自らが朗読される詩と映像が全方位から迫ってくる感じでした

発想が若いというか、思いもしなかった演出にしょっぱなからびっくりさせられました

ただ作品をじっくり眺めてふむふむ…ってするだけでしょ!?と完全にナメまくってた僕は文字どおり舌を巻いたわけで

このエリアでは全部で3作品がありました。全部で10分ないぐらいだったかな。最初っから何これオモシロっ…てなると思います

多分小学生の国語の教科書にのってたりした「ことばあそび」の中の作品だと思うので、馴染みのある人も結構いるんじゃないかなぁ

自己紹介に関連した作品たくさん

私は背の低い禿頭の老人です
もう半世紀以上の間
名詞や動詞や助詞や形容詞や疑問符など
言葉どもに揉まれて暮らしてきましたから
どちらかというと無言をこのみます

私は工具類が嫌いではありません
また樹木が灌木も含めて大好きですが
それらの名称を覚えるのは苦手です
私は過去の日付というものにあまり関心がなく
権威というものに反感をもっています

谷川俊太郎「自己紹介」より一部抜粋

この「自己紹介」の文に関連する作品や展示がずらっと会場を覆い尽くしていました

こんな感じ

昔、谷川氏が使用していたであろうワープロやパソコンが展示されていたり、家族や友人との写真・実際に持っているTシャツなどなどがテーマごとに展示されています

展示の見せ方が堅苦しくなく、どこかポップな印象があるので全体的にめちゃくちゃ見やすかった

谷川俊太郎を知らない人でも、「あーこんな感じの人なのね」とわかりやすく文字どおり『自己紹介』してもらってる感じ

まとめ

個人的に一番の驚きは、谷川俊太郎が3度結婚して3度離婚しているところだったりしました(色んな意味でアグレッシブw)

展示の仕方や作品自体が読みやすくわかりやすいのも、あまり詩とかに興味がない人でもスッと入ってくるところが魅力かなぁと思います

絵本とか小さい頃にたくさん読んでたら、結構な高確率で「あ、この作品知ってる」ってなる可能性があります

僕も結構お世話になった絵本があった

展覧会とかあんまり…っていう人にこそオススメしたい!一度おためしあれ

新宿で3月25日までやってるよ!

以下詳細

【谷川俊太郎展】
期間:2017年1月13日[土]─ 3月25日[日]
会場:東京オペラシティ アートギャラリー[3Fギャラリー1, 2]
オペラシティ地図
開館時間:11:00 ─ 19:00 (金・土は11:00 ─ 20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(2月12日[月]は開館/2月13日[火]は振替休館)、2月11日[日](全館休館日)

入場料:一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 800円(600円)、中学生以下無料

ぜひ行ってみてくだされ!

それではまたっ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください