ごきげんよう!それのすけ(@sorenosukeworld)です。
久しぶりに本読んだレビュー書きます。
月間10冊以上は本を読んでいるんですが、なかなか書評かけていなかった。。。
今回読んだ本は、
ホリエモン&落合陽一氏の共著『10年後のお仕事図鑑』を読みました。
どちらも大好きな人方なんでこれは間違いない!確実に良書である予感しかしない!
ということでじっくり読んでやろうとおもったら、2時間ぐらいでサクッと読めちゃいましたw
ホリエモン、落合両氏の今までの著書のエッセンスをギュッと凝縮したような本。
結論から言うと、かなり読みやすく作りこんであるなといった印象。
ただこれまで出している本の内容とかぶっているのがけっこうあるので、お二人の本を今までけっこう読んだことあるよ!って人にはちょっとものたりない内容かもしれません。
でも再確認の意味でも対談風の展開でサラッとよめてわかりやすい良書。早くざっくりと二人が見えている景色を理解するには最適、入門的な一冊となっております。
個人的に面白かった!感情をゆさぶられたエモい部分をサクッと紹介します。
それではいってみましょ!
大企業型の働き方は死に、小さい哺乳類が生き残る時代がやってくるかも!?
今までの日本の一般的な理想の働き方って、
一流大学卒業→大企業に就職→家庭を持ち、家を買う→老後は悠々自適な年金生活
こんな感じのライフスタイルがよしとされてきたところがありますよね。
実際僕も、高校生ぐらいまではこんな生き方が理想だと思ってたし、周りもそんなような感じだったように思う。
いまだにこの考えにひきづられて
「やれ安定ダー、年収ダー、大企業ダー」と声高に叫ぶかたがたもまだまだいらっしゃいます。
そんな人たちの生き方を否定はしないけど、個人的には
「なんかダセェな…」
って感じていたりもします。
まぁ上にあげた、
一流企業、大企業に就職、家庭を持ち、家を買う
といった理想のイベントから僕の人生は全てことごとくもれていますので単なる負け惜しみといえばそうなのかもしれない(泣)
この『10年後の仕事図鑑』では、
今まで通りの働き方・考え方はすでに通用しなくなりはじめていて、
- AI技術の発展によって、今までの普通が完全に逆転する
- 「働く」が「遊ぶ」にどんどん近づいていく未来
- 会社、働き方、就職スタンダードが激変していく
こんなようなことがチャプター1で語られてます。
読んだ感じを伝えると、控えめにいってワクワクする未来しかない。
本屋に行って雑誌コーナーを見渡してみると、経済系の雑誌なんかに
『AIに仕事が奪われる!』みたいなおどろおどろしいタイトルが並んでいたりするけど
全然そんな悲観的になる必要ないのかもなーって思わされます!
来たれベーシックインカムの時代!!!
あとグッときたところは
落合氏が、会社における労働の仕組みは「湯婆婆に名前を奪われる」ことといったオリジナルな視点で働き方の未来を語っているところかな。これはかなり納得!
自分が経営者視点で物事を考え、中世ヨーロッパのギルド(同業者組合)のようなプロジェクト単位の集まりの働き方が生まれてくるはずといったようなことも書かれています。
わかりやすく説明すると、
今までは、
トップの経営陣が
「こんなことするんでお前らこれこれこういった感じで働けよ〜」
とトップダウンでどう働くかが決められてしまっていたのが、
一人ひとりが経営者感覚を持って企画ごと・プロジェクトごとに手をあげた人が集まり、
「じゃあ今回はこんな仕事だから、僕は絵が得意なんでウェブデザインやりますわ!」
「なら私はコミュニケーションが得意だから価格交渉を担当するわ。」
みたいな感じでみんなで仕事をつくりあげていくといったような働き方にシフトしていくんじゃないかと。
『Life Shift』でもそんなようなことが語られてた気がする。
その書評も過去に書いてあるのでちょっと気になる…っ!って方はのぞいてみてくだされ。
↓
ギルトみたいな働き方ってなんだかおもしろそうじゃない!?
なくなる仕事、伸びる仕事
こちらテーマがこの本のメイン。
ザクッと感想を言ってしまうと、大いに参考になる!
参考になるんだけど、期待していたボリュームはなかったかなといった印象。
なくなる仕事はこんなラインナップ↓
- 事務職
- 農業
- コンビニのレジ打ち
- 銀行員
- 公務員
逆に新しく生まれる仕事や伸びる仕事はこちら↓
- ドローン
- 個人経営のお店
- 予防医療
- 観光業
- ショービジネス
このほかにもいろいろあります。
なるほど!!!納得やで!
という職業もあれば、
えっこれもなくなる仕事に入るの!?
っていうものもあって刺激を受けました!
まぁ未来のことはどうなるかわからないので100%この本に書いてある通りににはならないとは思いますが、
ざっくり大まかな流れはとらえているように思います(目線w)
お金のこととか、価値の話、幸せに関することまで書かれてるよ!
職業図鑑というタイトルからは軽くズレている感がありますが、お金の話・信用の話なんかも書かれています。
クラウドファンディングとかPolca、タイムバンク、Valueなんかの話題に触れて今後の生き方、ライフスタイルを熱く語っています。
いま挙げたキーワードを見て
「へ?なにそれ???オイシイノ…????」
的な感想を持った人は、テクノロジーやお金に関して勉強不足です。勉強しましょう
僕もまだまだなんで引き続き精進いたします。また学んだ知識をこのブログでシェアします!日々コレ勉学ですな…
最初から最後まで一貫して書かれているメッセージは
未来に対して悲観的になることなく自分の好きなことに熱中して自分の価値を上げること。
激動の時代を一緒にサヴァイブするために仲間と信用を集めてライフデザインを描きなおそう!
だいたいこの2つかなってことだと理解した!
まとめ
『10年後の仕事図鑑』のエッセンス的なものを軽く紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
この本を読んで感じたことは、
- 今後働き方は大きく変わる(今までの働き方・考え方は通用しない)
- 個人と個人が直につながるサービスやプラットフォームがアツい!
- 遊ぶこと、熱中できることを3つぐらいもって自分の価値をアゲる
- 思考停止しないで、自分の頭で考える癖をつける習慣を身につけよう!
こんなところかな
ボリュームはそこまでなくてサクッと読める割に学びのエッセンスがぎゅっと煮詰められたそんな本でした。
ホリエモンや落合陽一氏の本を読んだことない人の入門書としてぴったりかもしれない。
興味を持たれた方はぜひ読んでみてくだせぇ
また面白い本があれば紹介します〜
それではまたっ!
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