映画カンフーヨガはおもちゃ箱みたいな作品！見に行ってみた感想

ごきげんよう！それのすけ(@sorenosukeworld)です。

カンフー映画好きの僕ですが、普段仕事している時はお船の上にいるので映画館にいけないのが辛い…スターウォーズとか公開日に見に行きたい派の人間ですがそれもかなわず。。

そんな映画好きでもあるので休暇中は結構映画見に行きます！映画館に行くと無駄にワクワクして緊張するタイプだけどw　え、緊張しないですか？そうですか…

まぁそれは置いといて、2017年12月に公開されたばかりの映画『カンフーヨガ』、見に行ってきたんで全力でレビューします！

主演は大好きなジャッキーチェン！言わずとしれた御齢63歳、カンフー映画界のでぇベテランだ！この映画、キャッチフレーズもなんかすごい…「ついに、カンフーとヨガが出会った」てw

うん、キャッチフレーズから漂うB級映画感…カンフーとヨガが出会うことに何の意味があるのでしょう？曇りなき目(まなこ)で見定めてきましたよ。

それではいってみよー

1 ジャッキーのカンフーは健在！それがいい！それが楽しい！
2 ツッコミどころ満載、置いていかれすぎる伏線＆登場人物
3 まとめ

ジャッキーのカンフーは健在！それがいい！それが楽しい！

結論から言いますと、けっこう楽しめる映画になってた！予想を裏切る(良い意味で)ボリュームと派手なアクション・カンフーシーン、そしてハチャメチャ感のある意外性あるストーリー展開。大人から子供まで幅広く楽しめる作品です(小並感)。

ざっくりあらすじはこんな感じ、

古代、インドと中国の争乱の末失われた伝説の秘宝が失われた。時は現代、考古学者ジャック(ジャッキーチェン)はインド人美女のアスミタの依頼で秘宝探しの旅に出る。謎の王子の一団が宝を奪おうと迫り来る！1400年の時を超えた歴史の謎が今明かされるっ…のか！？

といった感じのストーリー。

何よりも、ジャッキー映画の代名詞、コミカルな戦闘シーンは本当におもしろい！これぞジャッキー映画。御齢63歳のでぇベテランとは思えないほどのカンフーのキレはみててめちゃ興奮しますわ！くぅ〜高まるぅぅぅぅぅぅぅ！！！

そんな愛しのジャッキー師父なのですが、太った感ある…でもまぁそれが逆に老かいな感じを醸し出していて、スターウォーズのマスターヨーダのような風格と言えなくもない。漂う完成された達人感。これは、うんありだな。ありよりのアリ。

タイトルにカンフーがつくだけあって、カンフーアクションシーンはかなり多めの印象。そこ、戦う必要ないんじゃね？ってとこでもガンガン戦う！何ならハイエナとかとも戦うwww　よっ!戦いの総合商社！！(深い意味はない)

まぁアクション好きにはこれだけでも十分みる価値あり。ありよりのアリ。

ツッコミどころ満載、置いていかれすぎる伏線＆登場人物

この映画はもうね、ツッコミどころがスゴイ！むしろツッコミどころしかない、怒涛のツッコミ待ち！こんなテンポよくボケてくる映画もそうそうないよ。

のっけから3Dアニメーションっていうんですか？なんか三国無双的なキャラたちが古代のインドで無双ぶりを大いにひけらかすシーンがあるんですけど、あれスゴイね。コー○ーさんが全面的にサポートしてるのかな？無双オロチの新しいプロモーションかと思ったw

一番のツッコミどころは、途中奪われた秘宝を取り返すため車に乗って追っかけるシーンがあるんですけど、なぜかその車の後部座席にライオンが乗ってるんですよね。は？なぜっ…？運転して気づいたジャッキーが『えぇぇぇぇぇ！？！？』ってなってるんですけど、その時一番えぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！？？？？ってなってたのこっちだから！このレイトショー観に来た孤独なおっさん３人プラス僕ですから！あの時の会場の妙な一体感は忘れない。四人だけだけど。

あとついにカンフーとヨガが出会ったってキャッチフレーズの回収を僕は期待してたんですけど、、で、出会ってねぇ…！？いや、正確には出会ってるんですけどなんか知人レベルの出会い。ほとんど他人！

「次の授業何？」「え、経済学。」「…そっか、じゃーねー！」「うんまたねー」っていう会話を繰り返している関係性希薄な大学生レベル。最初のちょっとした朝のブレイクのヨガタイム以外ほとんどヨガ出てこねぇ…どこいったヨガ！

そんな感じで他にも、けっこう相棒っぽい友人が速攻出てこなくなったり、急に敵の王子に身柄が拘束されてるっぽい感じになったりする急展開、伏線らしきものはほぼ置き去りにされたままストーリーが進んで行きますw

あれやったら面白いんじゃね！？っていうのを全部採用しちゃいました感がスゴイ映画。なので色んな映画の雰囲気がたくさん。

冒頭の三国無双だったり、カーチェイスではワイルドスピード、寺院ではインディジョーンズ、グーニーズみたいな雰囲気もあったり、王道のコミカルカンフー映画だけど最後にTHEインド映画のエンディングが待っている。

これは、彦麻呂師匠に言わせたら「映画界のおもちゃ箱やー！」ってなること必至。定められた運命、すなわち宿命！

そんな感じの映画です☆