【書評】落合陽一氏の日本再興戦略が良書すぎるのでレビュー。若い人は必ず読むべき2018年必読の書

ごきげんよう!それのすけ(@sorenosukeworld)です。

大変な本に出会ってしまいました。

発売日初日から8万部を売りあげる異端の書。『日本再興戦略』が良書すぎたのでレビューします。

これ発売前からかなり話題になってまして、今のところ2018年発売の本でのベストオブベストです!(それのすけ調べ)

いやーこれすごいわー。個人的には本当もうめちゃくちゃ背中を押された著書になっております。突き飛ばされるぐらいの衝撃。

著者:落合陽一氏について

これ書いてる人、誰やねーん!?って人が意外にもいると思うのでちょっと説明。(恥ずかしながら僕は去までこの人知らなかった…超機会損失)

落合 陽一(おちあい よういち、1987年9月16日 – )は、日本研究者大学教員、博士(学際情報学)、メディアアーティスト実業家。ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 代表取締役社長、筑波大学 学長補佐・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤 基盤長・図書館情報メディア系 准教授 デジタルネイチャー研究室主宰

Wikipediaより引用

要はいろいろやっているすごい人ですw

まぁこの本読んでみればどんな事やっているのかの全体像がおぼろげながら見えてくると思うのでここで詳しくは説明しません。

この人のすごいところは研究者でありながら、本事態はあまり専門知識がなくてもわかりやすいようにかなり噛み砕いて書かれているってところです。

研究者の人の本って専門知識がないと書いてある内容がちんぷんかんぷんで頭に入ってこないという事がままあるからです

それでも最近のテクノロジーの理解がないとちょっと難しく感じてしまう人もいるかもしれません。

僕はおもしろすぎたので3時間ほどで読破してしましました。一気読みしちゃうぐらい興味深い事がたくさん書いてありますよー

この本読んで考えた事をつらつらと書いていきます

それではいってみましょ

 欧米至上主義思想からの脱却

いまだに日本は『欧州殿・米国様をお手本にしなければならぬのじゃ…っ!』ってのが横行している気がする。というかこの本読んで、改めて強く感じましたね

それをあべこべに取り入れっていったひずみがボロボロ出てきているんだな、と。

別に絶対お手本にするな!!!って事ではなくて、いい部分と悪い部分もあるし、そもそも文化のバックグラウンドが違うから

「これは本当に日本にとって向いてるものなのか?」

ってのを一度冷静に考えなさいよって事だと

欧州・米国がやっている事が全て正しい!と鵜呑みにするのではなく、そろそろ自らの足で歩いていく覚悟を持たないといけないんだな、と。

テクノロジーを勉強せよ!

ブロックチェーンをはじめ、AI・AR・フィンテック・自動運転などなど様々な新しいテクノロジーが次々と生まれてきていて僕たちを取り巻く社会を劇的に変えようとしています

落合氏はこの本の中で特に、自動運転と仮想通貨が日本にとって大きな恩恵を与えうるテクノロジーだと言っています。

自動運転は時間の使い方に革命を起こすかもしれないし、地方の活性化・高齢者が移動しづらいと言った課題を解決してくれるかもしれない

ブロックチェーン、特に仮想通貨は、日本が世界に先駆けて仮想通貨大国としてのポジションを取りにいける位置にあります。これは将来的に世界と対等に渡り合っていく上での大きな武器になり得ると思うんですよね。

なので自分も大した額じゃないですが投資しているわけで。

これを読むと仮想通貨の事が理解しやすいかも

こちらの書評も書いてみたのでどうぞ

 

まぁ昨今のコインチェック事件での『仮想通貨で大損wザマァ!』とか『仮想通貨はアブナイ・詐欺なのデス!』みたいな的外れな意見をみると、残念な気持ちになりますね。

こういった勘違いが、日本のテクノロジー進化の足を引っ張っていく可能性が大いにあるわけです

内輪揉めをしている間に他の国においしいところを持っていかれるのってバカらしくありません?シンプルにちょーもったいない。

なので常に新しいテクノロジーが出てきたらそれを正しく理解するためにこれからも勉強していかなアカン!っと決意を新たにさせられました

士農工商に回帰せよ!

一番おもしろいアイデアだなぁと思ったのが、

  • 士農工商のヒエラルキーな社会をもう一度
  • 百姓のように100の生業を持って多様な仕事を持つ生き方

自分なりに噛み砕いた書き方をしていますがおおむねこのような事が書かれています。

この二つの考え方はかなーりおもしろいと思ったし興奮した次第であります!

こんな事書くと、その字面だけを捉えて、

『士農工商みたいな差別社会は絶対反対!』『百姓なんてクソダセェ…!』

とかいう方もいらっしゃると思うのですが

士農工商=いまの時代にあった職業の住み分け

百姓=世の中の大部分の人が2つ以上の収入源・スキルを持つ社会

こんなイメージでとらえてもらえるとこの本で言っている事がよくわかります

特に百の生業をもって生きる、昔の百姓のような生き方がこれからの世の中に必要なスキルとなっていくというような事が書かれていますが、これが個人的にはすごく励まされました。

これってまさに今僕が取り組んでいる事で、

会社に属していながら違うスキルを磨いて別の収入源を複数持つ

これをただいま絶賛実験中でして、このブログもその一環なわけです。

僕がやろうとしている事の方向性が間違っていないという根拠を与えたって意味でもホント読んでよかったなぁ

まとめ

『日本再興戦略』を読んでの読書感想文になってしまいましたが、こんな人に特にオススメします

  • これからの将来が不安だ
  • 少子高齢化・人口減少で日本の未来は暗いよねと思う
  • サラリーマン
  • 企業したい人

これからの時代を生き抜く上でのヒント・ビジネスチャンスのアイデアなんかが得られるはずです

個人的には

  • 欧米至上の考え方を捨てて、フラットに世界をみる事
  • テクノロジーを勉強してそれがどういった変化を起こすか考える
  • いろんなスキルや職業を掛け持ちして生きていく能力を身につける

こんな事を考えさせられました

他にもたくさん記載したい事はありますが、それは実際に本書を手にとって読んで感じてみて欲しいです

ポチーっと

 

それではまたっ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください