ごきげんよう!それのすけです
更新が2日も空いてしまってすみません。
え?サボってたわけじゃないよ!
ほんと。信じて!てか聞いて!
またまたアクシデントが起きましてね…
今度はスマホのタッチパネルが壊れまして、
直せるかどうかここ数日お寺巡りの合間で奮闘してみたんですけどけっきょく無理っぽいのであきらめました!
ワタクシのスマホは完全に沈黙しております。いわゆる文鎮化ってやつですね。
いやーウケるわー、ここまでいろいろあると流石に笑います。
なんかのろわれてんじゃねーのか!?と疑いたくなります。
弘法大師センセイの試練はまだまだ続きそうです。押忍
とりあえず息はしているのでたぶん大丈夫です。
まだiPadが生きているのでこれでなんとか更新続けてみようと思います。
写真とか、バックアップしてないやつは文鎮スマホの中で永眠しているので写真とかない日の日記もありますがどうかご容赦ください。
それでは4日目いってみましょう!
2018年5月11日 晴れ
ごそごそと寝袋から這いだし、手早く身支度を整える。
テントをバラしながら朝食の準備。
ペヤングと焼肉(昨日のあまり)で腹ごしらえ。食後のコーヒーまでたしなんでなんだかリッチな気分をかみしめていると、
「こんなところで泊まってたの!?」
声のする方を見てみると近所にすんでいると思われるおばちゃんが道のむこうから話しかけてきていた。
や、ヤバい!
ここでテントはマズかったか…っ!?
ボク「あ、そうです。すいません…」
おばちゃん「言ってくれたらうちに泊めてあげたのに!今ご飯が炊けたからおにぎりたべる?朝ごはんまだでしょ?」
今しがたがっつり食べ終えたことを伝えると、なぁんだ、そうなのねー頑張ってね!と手を振ってくれた
と、徳島の人っ…
朝から優しさが胸に染み入りました。
寝床を綺麗に片付け早速出発。
19番の立江寺は目と鼻の先にある。
ちゃちゃっと参拝をすませて納経をすませる。
よーし、次は20番鶴林寺じゃー!!!
ものどもつづけぇぇぇぇぇえええっぇぇぇぃぃぃぃっぃぃ!!!!!!!
と1人気合を入れて自転車をこぎだす。
鶴林寺まで3キロ手前まではまぁまぁ順調だった。
結構坂が多くて多少疲れてはいるがまだまだ大丈夫と思っていたのが甘かった。
3キロからは、かなりの急勾配、いわゆる激坂と言ってさしつかえないようなハンパない坂の連続。
ツ、ツライ…
ヒィヒィいいながら坂を登るも、20メートルも進まないうちに息が上がって止まってしまう。
総重量20キロはあるであろう自転車を手で押しながら歩く激坂は想像以上にハードだ。
牛歩の歩みで坂を上っていると、上の方から軽トラックが降りてくる。
ボクの横で止まると
「鶴林寺までだろ!?乗っけて行こうか?」
とおじさんが聞いてくれた。
めちゃくちゃ、ありがたい…
でも今日は一人で遍路ころがしと呼ばれる坂のある寺を登りきってみたかったのだ。
ほんとうにありがとうございます。とお礼をいって丁重におことわりした。
頂上まではあと2キロ以上あるらしい。
気が遠くなる。
10分後…
なんでさっきの申し出を断ったのか激しく後悔したけど、自分で決めたことだ。
自分で決める、そしてそれを黙々とやりとげる。これこそ価値のあることじゃないのか。そうだろ?
そんなことを思っていると。下の方からさっきの軽トラックのおじさんが別のチャリダーのお遍路さんを乗せて颯爽と駆け抜けていった…
……。
いいなぁ…。
舌の根も乾かぬうちに前言を撤回しそうになる。
それぐらい永遠とも思える坂がどこまでも続いているように思われた。
2度ほど休憩をはさみながら1時間以上かけてようやく鶴林寺に到着…っ。
もう最後の方は、呼吸が乱れまくって、ブヒーっブヒーっ言ってましたから。
しんどすぎ…。坂はもういいわ。おなか一杯…
フラフラになりながらなんとか参拝完了。
お次は太龍寺!
ここもかなりの急坂で有名らしく、この寺にはロープウェイが通っているらしい。すごくない?
鶴林寺から太龍寺のふもとまでは全部下り坂。
さっきまでのうっぷんを晴らすかのように快調に坂を下っていく。
めちゃくちゃ楽しい!景色も
素晴らしい!!!!川とか!
風を切る感じ、ぐんぐんスピードがあがって目の前の景色をあっと言う間に置き去りにするあの感じは快感だ。
登りは1時間以上かかったのに、帰りは10分もかからない。
すぐに太龍寺までのふもとに到着した。
2つ分かれ道があって、
右:太龍寺参道 頂上まで3キロ
左:太龍寺ロープウェイまで3キロ
と看板に書いてあった。
ロープウェイに乗ろうかと思っていたけど同じ3キロならいっちょもう一回坂登ってみっか!?
というわけわからんサイヤ人みたいな感情がわいてきて、気づいたらハンドルを右にきっていた。
お察しのとおり、後でめちゃくちゃ後悔します。
太龍寺までの参道は、なんつーかほとんど道ではなかった。
いや、道と砂利道と、雑木林の山道がいい感じにミックスされていて自転車がめちゃくちゃ押しづらい。
そのうえ枯葉が大量に落ちている場所に自転車が乗るとスリップする。
道幅も極セマ、ガードレールなしという超デンジャラスな道だったのです。
坂の傾斜も最後の方は鶴林寺をしのぐ激坂祭り。
こちらは2時間ほどかかりましたかね…
ロープウェイに乗っていれば、、、
まぁそんなかんじでようやく駐車場までついたんですけどこの太龍寺さん、そんなに甘くはなかったのです。
必死の思いで駐車場までたどり着いたのに、そこから本堂までさらに1キロ以上のぼって歩かないといけないとか、マジほんとどういうこと!?
自転車は駐車場に置くことにして、そこから徒歩でさらに30分ほど坂を登りました。。。
本堂につづく参道についたとき、庭がすごくキレイで華やかなので天国にたどり着いたかと錯覚しました。
さすがにかなり上までのぼってきたので太龍寺からの眺望は素晴らしいものでした。
もう2度と登りたくないけどね。つぎはあったとしても間違いなくロープウェイを使うよ!
納経をすませて、お遍路限定デザインのコーラを飲む。140円、ウマイ。
帰りも、激坂&悪路のせいでゆっくり降りていくしかできない。もどかしい
むしろ下りのほうがデスロードといってもいい。雨の日とか絶対自転車でこの道通りたくない。
確実に谷底に吸いこまれます。
時間はまだ2時をまわったあたりなので、なんとかつぎの薬王寺まで行けそうだ。
30キロぐらいあるけど急げばなんとかなる。
と思ったら、薬王寺までの道のりもフツーに坂道ばっかりでいくどとなくココロが折られそうになりましたよ。
鶴林寺と太龍寺ですでにほぼグロッキー状態。
むしろ2度ほどパトラッシュと一緒に召されていてもおかしくなかった。
もうつかれたよ…パトラッシュ…とかいって。
宗教違うけどね。
そんで薬王寺までどうやってたどり着いたか記憶がほとんどないのだけれど、めちゃくちゃツレーッ!っていう感情だけはあった。
薬王寺は4時50分ごろ(ギリギリ)についてすべりこみで納経させてもらいました。
あまりにつかれていたのか、うどん屋の看板をみて
「よくやきうどん」か、美味そうだな。と思いました。(正しくは、やくよけうどん)
相当つかれていたんだと思います。
近くにあったスーパー銭湯で汗をながし、テントでドロのように眠った。
PS.そーいえば、薬王寺までいく途中の下り坂でソーラーモバイルバッテリーが落っこちて大破したんだ。
もの壊れすぎ笑
5日目につづく…
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