ごきげんよう!それのすけです。
念願の自転車での四国お遍路を無事に終えました。
荷物やら、自転車なんかをメンテナンスをしてまして
これから自転車で四国お遍路しようと思っている人に向けてざっくりどれぐらいのお金が必要なの?
っていう疑問を解決するべく、僕が実際に使ったお金の全てを公開します!
少しでも四国お遍路の参考になれば幸いです。
それではいってみましょう!
四国お遍路で必要なお金はこれだけっ!
ど〜ん。
【内訳】
- 食費・・・・・・3万6795円
- 納経代・・・・・2万6700円
- ホテル代・・・・3万600円
- フェリー代・・・2万8480円
- 雑費その他・・・1万4489円
総額:13万7064円
これが使ったお金の全て。(お遍路中の17日間で使ったお金のみ換算)
ざっくりだいたい14万ぐらいあれば余裕でお遍路できる計算ですね。
僕の場合は、準備不足&自転車のメンテ不足で余計に1万ぐらい(パンク・ブレーキの修理代、防寒着購入など)使っているのでしっかり準備と自転車のメンテナンスを怠らなければもっとお安くお遍路することができるはず。
フェリー代は東京ー徳島間の往復分。これは人によって出発地が違うと思うので含めないとすると、
単純にお遍路だけなら10万ちょっとでお遍路できるって感じでしょうか。
僕は17日間のお遍路で7泊宿泊施設を利用しました。
これらのホテル代を使わずにテント泊のみならもっと安く上がります。
が、
体調維持と衛生面を考えると3〜4日にいっぺんはどこかの宿泊施設を利用する方がいいですね。
費用をできる限り安くあげたいなら、
無料で宿泊できる善根宿や通夜堂なんかを積極的に利用するともっと費用は抑えられます。
四国お遍路はそれなりに過酷です。
特に自転車遍路は天候によって移動距離や疲労度が極端に左右されるので体調管理は何よりも優先させるべき。
自分の体調とおサイフと相談しつつ、休むときはしっかり休養をとるメリハリも必要になってくるでしょう。
お金をケチって無理して野宿を強行した結果、体調を崩してお遍路を断念!なんて結末は泣くに泣けません。
一番使うお金はやっぱり食費
お遍路旅で使うお金の中で一番大きなウェイトを占めている食費。
僕の場合は、1日平均2164円と思いのほか節約できました。
ですがそれほどストイックに食費はケチってないです。
むしろ栄養だけはちゃんととるように食事はなるべく多くたくさんとるように心がけていたぐらい。
これだけ安く抑えられたのはやっぱりキャンプ道具を持参したのが大きい。
僕が実際使っていたのはこちらのシングルバーナーとクッカー。
朝食・夕食をなるべく自炊するように頑張れば、四国のそれぞれの土地の美味しいものを食べてもそんなに食費はかからないはず。
実際、僕はお遍路で
徳島ラーメン
高知のかつおのたたき&鮮魚
愛媛の道後温泉でビール&じゃこカツ、あとお土産に一六ロール
香川では毎日うどん屋をハシゴ
とこんな感じで四国の食を満喫しましたが、1日平均2000円ちょっとですませることができました。
お遍路とはいえ、せっかく貴重なお金と時間をかけて四国をまわるのであればその土地土地の美味しいもの食べたいですよね!?
賢く節約できるところは頑張って、楽しく美味しくお遍路してもらいたいです。
納経代がバカにならない。。。
お金関係でお遍路の一番のネックは
納経代がバカにならねぇ…っ!ということです。
なんせ定番の御朱印帳に書いてもらうのでも300円かかるわけで。
それが88箇所あるってことは、
300円×88=26400円
これは御朱印帳に御朱印が欲しければ確実にかかってしまうお金です。
でもまぁ、せっかくお遍路をするんであればやっぱり御朱印はもらった方がいいと思います。
終わって御朱印帳を振り返るとけっこう達成感があります。
白衣(びゃくえ)や掛け軸にも御朱印をいただくとなると金額はかなりのものになるのでご覚悟くだされ。
ちなみに白衣は200円、掛け軸は500円をそれぞれ納経代として納めないといけません。もはや貴族のたしなみ…
御朱印帳・白衣・掛け軸のオールコンプリートとなると
1000円×88ヶ所=8万8000円!!!!
という決してお安くないお金がかかりますw
お金に余裕のある方は目指してみてください。
ホテル代はやっぱり高い…
前述しましたが、
僕の場合、17日間のお遍路の中で7泊宿泊施設を利用しました。ビジネスホテルもしくはマンガ喫茶に滞在しました。
7泊で3万円ほどなので
一泊平均で約4300円ほどかかってます。う〜んけっこうな出費。。。
まぁこれは自分のルールで
- 雨の日はテント泊はしない
- 3日に一度は宿泊施設を利用して疲れをとる。体を清潔に保つ
この二つはお遍路をする上で守ろうと決めていたことなので、ある程度の出費は覚悟していました。
僕の場合は善根宿や通夜堂は1回も利用していないのでこれぐらいかかってしまっていますが、このような施設を積極的に利用していけばもっと安くお遍路できるのではないかと。
ちなみにお寺の宿泊施設である宿坊も点在していますが、これはお値段的にほとんどビジネスホテルと変わらないようなところが多いです。
ただ僕らと同じようなお遍路さんがたくさん宿泊されているので、情報収集やお遍路さん同士のコミュニケーションをとるにはうってつけの場所と言えるでしょう。
各々の目的によって上記の宿泊施設を上手に利用してなるべく安く、かつ安全・清潔に旅行してくださいね。
その他の雑費について
これに関しては1万4489円となかなかの出費ですが大部分は
自転車メンテナンス関係
パンク修理費(4回 合計3290円)
ブレーキ交換(3596円)
パーカー代(3255円)
出発前に自転車のメンテナンス&チューブ予備を買っておけばこんなに費用かかってないです。
防寒着のパーカーもシンプルに持っていけばよかっただけなのでこれも無駄なお金でした。
なので実質は4500円ぐらいで十分です。
内訳は温泉の入湯料が2000円ほど、あとは細々した日用品とかですね。
予備チューブは必ず事前にパンクしづらい太めのものを買っておきましょう。僕との約束だぞ!
つーかパンクしすぎぃぃぃぃw
まとめ
まとめます!
自転車お遍路でかかる費用はこれだけ!
- だいたい14万ぐらいあれば十分
- 節約して純粋にお遍路だけなら10万ぐらいでも全然可能
- 食費はガスバーナーとクッカーで節約しよう!
- 納経代は高いけど必要経費です
- 宿泊施設は体調と天候を考えて計画的に利用しよう
- 事前準備(特に自転車メンテナンス)は大事です
以上を頭に入れて計画を立てると安く、なおかつ健康で文化的な最低限度の旅ができるはずです。
あなたにも良きお遍路の旅路を
それではまたっ!
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